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言葉と文化
by radiodays_coma13
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いい加減な男
昔からいい加減な男と言われてまいりました。

そう言われ続けると自分でもなんだか、それがまんざらでもなくなってくるのだから不思議なものです。どうかするとそれがホメ言葉だと勘違いしてしまう有様。


でも、やっぱりこれはなかなかいただけない面も多い。まず、責任ある仕事を任せてもらえない。


「ハイ!大丈夫です!」と元気良く答えても
「なんだかなぁ、信用できないなぁ」なんて言われて、
アルバイトでもなんでも、僕より後に入ってきた人に先に大きな仕事を任されたり、年下に顎で使われたり。


でも、生まれついてのバカなので、これが全然気にならなかった。でも、どこかで一生、出世しないんだろうなとタカをくくってたのですが、一人の人との出会いが僕を「いい加減」から「よい加減」に変えてくれた。


その人は僕の人生の支障、もとい師匠であります。いい加減でも世の中を渡ってゆけるのだと教えてくれた人。会社の社長にも関わらず「ちんぽちんぽ~」と元気よく出勤時間を大幅に遅刻してやってきては、仕事がヤダヤダとぐずるのであります。


決してナマケモノの社長なのではなく、ちょうど具合のいい仕事をする人だった。一言でいえば、センスがいい。僕はその人に憧れて、その会社で働くようになった。そして、その人だけは僕に責任のある仕事を任せてくれた。


その師匠が僕に 「いい加減はよい加減だよ」 ということを教えてくれた。 「ちょうどいいというのはマジメな人にはすごく難しいことなのだ」 と。とても気が楽になった。


現在、どういうわけか、色々な場面で、人をまとめる役割をすることが増えた。そんなとき、僕はいつも「いい加減」であることを心がけている。万が一にでも「頼りがいのある人」なんてレッテルを貼られないように。


「頼りない人」でいると得することが多い。・油断してもらえる(話しやすくなる)。反面、・仕事では油断できないと思わせる(しっかりしてもらえる)。・バカにされる(気が楽だ。あと本音がきけちゃう)。


第一、人をコントロールなんて出来るものではない。ぎゃんぎゃん怒る上司というのを見かけることがあるけれど、偉そうにレーニンのように恐怖政治をひいても、きっとそこからよい仕事は生まれてこないのだ、ハラーショ!


できることは、モチベーションをあげること。ここだな、という要点でほめればいいだけじゃないかしら。それはもう素直に賞賛する。「すごいね」「いいアイデアだね」「まいりました」


これが最善だとは思わないけど、なぜか、損をすることはない。気が付いたらいい仕事がぼくのところに回ってくる。これはオススメします。


「いいかげん」に因んで、本日は久しぶりにFLASH作品を公開したいと思います。テキストを作ったのは数年前になるのですが、一度きり舞台で演じたきり、塩漬けにしておりました。


お題は「いい加減な男」。これを作った頃、僕は東京に来たばかりで、仕事もなく、日がな一日、風呂につかって本ばかり読んでいました。しまいには、お風呂のつかりすぎで、体にカビの一種が生えて、皮膚科に通うことになりました。これは本当の話です。


ちょっぴり講談テイストなこの作品、物語形式で、聴きやすくなっているはずです。詩の朗読が初めてという人も、ヘンな先入観を持たずにトライしていただけると幸いです。


これには実は参考にしたお話があります。 「地獄の四人」 という昔話です。どんな話かは、きいてのお楽しみ。知ってる人はなんとなく思い出すはずです。この話、ちょうど今時期にふさわしく、お盆のお話しであります(怪談ではないのでご安心を)。
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ではでは、「いい加減な男」の話、いってらっしゃいみてらっしゃい。パンパン!

 『いい加減な男』 
(音声中心の作品です。)
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by radiodays_coma13 | 2006-08-19 23:21 | くだらないこと
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