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言葉と文化
by radiodays_coma13
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夢を語らないことについて語る
 僕は「夢」という言葉が大嫌いです。こういう場で改めて言わなければ気が済まないほど嫌いです。TVで「夢はきっと叶うよ」と言っている芸能人をみるとちょっとした殺意を覚えます。TVに向かって「ぶぁ~かやろうがぁ~」と口走ってしまうくらいにその言葉が厭です。いや、多分、「夢」という言葉じゃなくて、「夢」という言葉に付きまとうそのポジティブシンキングが嫌いなんだと思う。なんだか薄っぺらい。そういう人に限って、口はいつも半開きで、目が上向いちゃって、頭から花が咲いていて、口から涎をたらしている人が多い。

 そもそも、本当に叶えたいのなら、夢なんて言わないはずだ。夢だったら困るんだから。夢なんて語る人に限って、自分の現実に不満がある人に違いない。「こうだったらいいな~」と言った後で「でも、夢だからね」とわざわざ言い訳をくっつけてくる。理想とか、希望とか、できないことは言わなくて良いのにさ。だから僕は約束事も嫌い。だって約束守れないんだもん。ふん。

 単純ポジティブな人々は人生のスパイスのうち、砂糖しか持っていない人なんじゃないか。あとで、幸せ肥満になって幸せ成人病にかかるね。それで、「うおぁ~、誰か幸せをくれぇ~」って幸せゾンビになるの。僕は心配することも不安になることも、悲しいことも、うらやんだり、ねたんだりすることも大好きだ。世界のみんなから、無視されているように感じながら街をトボトボ歩くのも楽しいし、突然、ヒゲ面の宇宙人にさらわれるんじゃないか、夜道をドキドキしながら歩くのもとても楽しい。いろんな味がする。様々な感情は、人生を美味しく食べるためのスパイスじゃないのか。じゃないとしたら、なんのために様々な感情が人々のために用意されたのかというお話だ。ロシアのなんたらという詩にこんなのがあった。
ひっそりと夏は去った
暖かいというだけでは淋しい
楽しい夢が叶えられるとしても
ただそれだけでは淋しい
善も悪も明るく燃え上がる
ただそれだけでは淋しい
生は私をやさしく包んでくれる
幸せというだけでは淋しい
葉は焼かれず枝も折られないで
さわやかというだけでは淋しい
 で、僕は将来「宇宙飛行詩人」になります。目的は大きい方がいいでしょ?何?矛盾してる?それは夢みたいなもんじゃないかって?してないですよ。ちゃんと努力してますから。いつか、世界初の宇宙飛行詩人とか言われて、宇宙でどんな詩が書けるのかの壮大な実験を遂行するのです。ガガーリンの「地球は青かった」を超える言葉を言いに行くのです。その為に日々、「テクノロジー詩人」の名を欲しいままにできるように、詩と科学の融合に取り組んでいます。いるはずです。

 宇宙詩人になるためにできることを考えるだけで、僕は眠れないくらい楽しい。たくさんやらなければいけないこともある。旅立ちの挨拶や、格好イイ手の振り方とか。鏡の前で練習したりね。もう夢なんかいらないわけですよ。現実だけで十分なわけですよ。現実が一番スリリングで楽しい。どんなゲームよりも。まず、行動あるのみ。道は繋がっているのだから、そこに一歩づつでも歩いていけばいいのだ。繋がってなければ、作ればいい。月に行きたいならロケットを作ろう。お腹が空いたらご飯を作ろう。それから、内緒の話し、失敗がなにより一番たのしい。

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この日記は大阪で行われるイベント「A day」のブログとの連動企画です。
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by radiodays_coma13 | 2006-03-09 01:35 | 考える
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